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第36期 報告書(平成26年1月1日 ‐ 平成26年12月31日) 報告書 | 株式会社小田原エンジニアリング

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Academic year: 2018

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(1)

株主の皆さまへ

平成26年1月1日 ▼平成26年12月31日

(2)

120 60 100 80 40 20 0

第33期 第34期 第35期 第36期 第37期 (予想)

売上高 ■

単位:億円

当社グループの第36期(平成26年度)営業

の概況ならびに決算のご報告を申しあげます。

今後とも、事業の一層の発展に向けて全力

を尽くしてまいる所存ですので、変わらぬご

支援・ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申

しあげます。

株主の皆さまに

おかれましては、

平素は当社グルー

プ の 事 業 に 対 し

て、格別のご高配

を賜り、厚く御礼

申しあげます。

当連結会計年度における我が国経済は、消費税率引上げに伴 う駆け込み需要の反動により、個人消費など一部に弱さが見られ ましたが、経済政策や金融政策等を背景とした企業収益の改善、 設備投資の増加傾向、雇用情勢の改善など、緩やかな回復基調 で推移いたしました。

一方世界経済は、中国では景気拡大のテンポは緩やかになり、 米国では景気が回復し、欧州では景気が持ち直し、全体として 緩やかに回復いたしました。

このような状況下、当社グループは国内外の設備投資動向に沿 った製品や多様化するお客様のニーズに対応した製品を提供すべ く、積極的な営業活動を展開するとともに更なる技術開発、新 製品開発のスピードアップと短納期化及び徹底したコストダウン に努め、顧客満足度の向上を推進してまいりました。

代表的なものといたしまして、巻線機事業におきましては、産 業機器等に使用されるモーターの高効率規制に対応するため占 積率を向上することができる全自動巻線システム、車載用モー ターの生産性を向上させた高速全自動ラインシステムを開発、製 品化いたしました。また、送風機・住設関連事業におきましては、 冷凍機業界や工作機械業界から要求の高い防水性、耐油性を強 化した軸流ファン製品、オフィスビル内空調機器、屋外照明器具 などのラインナップ拡充を進めるとともに、耐油性をさらに強化 したモーターと高静圧なラジアルファンを組み合わせた製品や、 浴室用防湿型照明製造技術を応用したトンネル内へ設置する防 湿照明器具などの開発生産を開始いたしました。

これらの結果、当連結会計年度における当社グループの営業 成績といたしましては、連結売上高は9,219百万円(前年同期 比63.8%増)となりました。また、利益面につきましては、巻 線機事業の幾つかの案件が翌期以降にずれ込んだことや開発要 素の高い案件、先を見据えた研究開発を進めたことに加え、棚 卸資産の評価損を計上したことなどにより、営業損失は40百万 円(前年同期は182百万円の営業利益)となりましたが、受取配

平成27年3月

8 14 4 10 6 12 2 △2 18 9 21 15 6 12 3 0 0

経常利益 ■ / 当期純利益 ■ / 売上高経常利益率 ●

単位:億円 単位:%

第33期 第34期 第35期 第36期 第37期 (予想)

代表取締役社長 宮脇伸郎

株 主 の 皆 さ ま へ

1

(3)

動向、欧州の政府債務問題等の影響による海外景気の下振れが 懸念されるとともに、我が国の消費増税後の消費者マインド低下 など、先行きは不透明な状況が続くことが予想されます。

このような状況下、巻線機事業では、中国市場における巻線 設備の前後工程を含めた自動化や、燃費向上が進む自動車業界 の分野に新たな巻線設備の需要が期待されています。また、送 風機・住設関連事業では、多様化する顧客ニーズに的確に対応 した新製品開発へ積極的に取り組み、国内及び中国子会社の営 業機能強化と効率的生産システム構築に努め、業績向上に総力 をあげて取り組んでまいります。

当社グループはこうした見通しを踏まえ、お客さまのニーズに 応えた新技術の開発及び新製品を提供すべく、社是である「開拓 の精神で顧客に奉仕する」を常に念頭に置き、徹底した品質向 上とコストダウン、短納期化に対処することで顧客満足度を向上 させるとともに、常に新しい市場を開拓していくことにより当社 グループの優位性を更に高める経営に邁進してまいります。

また、平成25年9月に子会社化したローヤル電機株式会社及び その子会社とのシナジー効果を更に発揮していくとともに、平成 26年4月に竣工した新社屋を当社グループのコントロールタワーと して活用してまいります。

このような取り組みによって、通期の業績見通しは次のとおり 見込んでおります。なお、次期の当社の配当金は1株当たり普通 配当10円を予定しております。

当金60百万円の計上や為替差益の影響などにより、経常利益は 22百万円(前年同期比93.9%減)、連結子会社において減損損 失87百万円を計上したことなどにより、当期純損失は116百万円 (前年同期は659百万円の当期純利益)となりました。

当社グループの売上高をセグメント別に見ますと、以下のとお りであります。なお、「その他」の区分は報告セグメントに含まれ ない事業セグメントであり、企業再生支援事業であります。

①巻線機事業

巻線機事業に関しては、自動車向け設備や家電製品向けの輸 出案件等により、売上高は5,173百万円(前年同期比11.7% 増)、開発要素の高い案件や先を見据えた研究開発を進めたこ とに加え、棚卸資産の評価損を計上したことなどにより、セグ メント利益は173百万円(前年同期比63.1%減)となりました。 ②送風機・住設関連事業

送風機事業に関しては、工作機械向け軸流ファンの生産増 加や中国向けの工作機械市場が好調に推移したことなど好 影響がありましたが、住設関連事業に関しては、消費税率引 上げに伴う駆け込み需要の好影響があり、消費増税後の反 動は懸念された大きな落ち込みはなかったものの、新規住 宅着工件数の回復鈍化の影響を受け、売上高は4,005百万 円(前年同期比303.3%増)、セグメント利益は45百万円 (前年同期は43百万円のセグメント損失)となりました。 ③その他

企業再生支援事業により、売上高は40百万円(前年同期 比2,575.7%増)、セグメント利益は6百万円(前年同期比 480.8%増)となりました。

次連結会計年度の見通し

今後の見通しにつきましては、世界経済及び我が国経済ともに 緩やかな回復が続くことが期待されております。しかし、米国の 金融緩和の縮小に向けた動き、中国の不動産価格や金融市場の

140 120 100 60 80 40 20 0

第35期

第33期 第34期 第36期

純資産 ■ / 総資産 ■

単位:億円

120 90 60 △30 30 0

第36期

第33期 第34期 第35期 第37期

(予想)

1 株当たり当期純利益 ■

単位:円

連結予想

売上高 11,000百万円 (前年同期比19.3%増) 経常利益 500百万円 (前年同期比 ―% )

当期純利益 250百万円 (前年同期比 ―% )

※ 次連結会計年度の見通しは、現時点で得られた情報に基づいて算定しております。従って、実際の 業績は状況の変化などにより、記載の予想と異なる場合があります。

(4)

連結貸借対照表

前連結会計年度 平成25年12月31日現在

当連結会計年度

平成26年12月31日現在 増減額 資産の部

流動資産 8,107,023 8,452,893 345,870 固定資産 4,014,569 4,384,261 369,691 資産合計 12,121,592 12,837,155 715,562

負債の部

流動負債 2,358,845 3,552,401 1,193,556 固定負債 723,718 763,790 40,072 負債合計 3,082,563 4,316,192 1,233,628

純資産の部

株主資本 8,514,882 8,000,599 △ 514,283 その他の包括利益累計額 △ 98,293 △ 20,663 77,629 少数株主持分 622,339 541,026 △ 81,312 純資産合計 9,039,028 8,520,962 △ 518,066 負債純資産合計 12,121,592 12,837,155 715,562 (単位:千円)

連結財務諸表(要約)

■ 会社の概要 ■ 取締役・監査役 (平成27年3月27日現在)

株式の状況及び会社の概要

 (平成26年12月31日現在)

商 号 株式会社小田原エンジニアリング

本 社 所 在 地 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1577番地

資 本 金 12億5,081万円

設 立 昭和54年10月15日

従 業 員 数 132名

代 表 取 締 役 社 長

宮 脇 伸 郎

取 締 役

保 科 雅 彦

取 締 役

湯 山 信 介

取 締 役

平 野 雅 敏

取 締 役

石 塚 立 身

常 勤 監 査 役

山 上 大 介

監 査 役

米 村 邦 男

監 査 役

石 原   修

監 査 役

津 川 晃 弘

資産の部

受取手形及び売掛金が579百万円、仕掛品が 400百万円、建物及び構築物が459百万円それ ぞれ増加し、現金及び預金が1,219百万円減少 いたしました。

この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比 べて5.9%増加し、12,837百万円となりました。

負債の部

支払手形及び買掛金が236百万円、未払法人税 等が139百万円、前受金が821百万円それぞれ 増加いたしました。

この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比 べ40.0%増加し、4,316百万円となりました。

純資産の部

自己株式が338百万円増加し、利益剰余金が 175百万円減少したこと等により、純資産合 計は、前連結会計年度末に比べ5.7%減少し、 8,520百万円となりました。

(5)

連結損益計算書

(単位:千円)

前連結会計年度 当連結会計年度

増減額 自 平成25年1月1日

至 平成25年12月31日 自 平成26年1月1日至 平成26年12月31日

売上高 5,626,689 9,219,156 3,592,466

売上原価 4,246,263 7,412,707 3,166,443

売上総利益 1,380,425 1,806,448 426,022

販売費及び一般管理費 1,197,765 1,847,372 649,606

営業利益又は営業損失(△) 182,660 △ 40,923 △ 223,583

営業外収益合計 192,217 175,600 △ 16,616 営業外費用合計 1,997 111,803 109,806

経常利益 372,879 22,873 △ 350,006

特別利益合計 531,867 497 △ 531,369 特別損失合計 151,573 88,162 △ 63,411

税金等調整前当期純利益又は

税金等調整前当期純損失(△) 753,173 △ 64,791 △ 817,965

法人税、住民税及び事業税 53,562 170,358 116,796 法人税等調整額 64,973 △ 33,247 △ 98,221 法人税等合計 118,535 137,110 18,575 少数株主損失 25,260 85,151 59,890

当期純利益又は当期純損失(△) 659,898 △ 116,751 △ 776,650

■ 大株主 ■ 株式の状況

株 主 名 持株数 持株比率 津川高行 2,064,164株 38.92%

株式会社横浜銀行 282,800株 5.33%

津川晃弘 220,400株 4.16%

西村正明 216,772株 4.09%

津川善夫 190,980株 3.60%

小田原エンジニアリング従業員持株会 186,364株 3.51%

株式会社小田原機器 151,200株 2.85%

SIX SIS LTD. 108,500株 2.05%

株式会社オアサムヒーロー 60,192株 1.13%

有限会社ジュニー 60,192株 1.13%

有限会社ティーケーモッズ 60,192株 1.13% (注) 1. 当社は自己株式1,088,663株を保有しておりますが、上記大株主から除いております。

2. 持株比率は、自己株式1,088,663株を控除して計算しております。

発行可能株式総数 15,757,600株

発行済株式の総数 (うち、自己株式1,088,663株)6,392,736株

単元株式数 100株

株主数 941名

経常利益

巻線機事業における数案件の翌期以降へのずれ 込み、及び開発要素の高い案件や先を見据えた 研究開発に加え、棚卸資産評価損を計上する一 方で、受取配当金や為替差益の計上等により、 経常利益は22百万円(前年同期比93.9%減) となりました。

当期純利益

連結子会社において減損損失87百万円を計上し たことなどにより、当期純損失は116百万円(前 年同期は659百万円の当期純利益)となり、1 株当たり当期純損失は20円49銭となりました。

売上高

巻線機事業においては、産業機器等に使用され るモーターの高効率規制に対応するため占積率 を向上することができる全自動巻線システム、 車載用モーターの生産性を向上させた高速全自 動ラインシステムを開発、製品化いたしました。 また、送風機・住設関連事業においては、冷凍 機業界や工作機械業界から要求の高い防水性、 耐油性を強化した軸流ファン製品、オフィスビ ル内空調機器、屋外照明器具などのラインナッ プ拡充を進めるとともに、耐油性をさらに強化 したモーターと高静圧なラジアルファンを組み 合わせた製品や、浴室用防湿型照明製造技術を 応用したトンネル内へ設置する防湿照明器具な どの開発生産を開始いたしました。

これらの結果、積極的な営業活動を展開し、連 結売上高は9,219百万円(前年同期比63.8%増) となりました。

(6)

GLOBAL MAP OF

工作機械向け軸流ファンで業界トップシェアの送風機事業、防湿型浴室用照明器具では国内トップシェアの 照明事業、世界トップクラスの交換効率を誇る熱交換型換気装置の住宅換気事業等、最適環境を創造する光 と風を提供する住設・送風機器の専門メーカーです。

開発型企業としてモーター組立工程の省力化、自動化 に取り組み、数多くの革新的な自動巻線機や全自動 ラインシステムを開発してきました。今日では、業界 をリードする技術と世界トップシェアの実績を築き、 その製品は大手電機メーカーや自動車メーカーをは じめ、国内外の企業に積極的に採用されています。

ホーンコイル用自動巻線機、CNC 制御自動巻線機を日本で初めて開発し、常に時代の最先端技術と匠の技 で産業発展の一翼を担い、100 年超えの企業として歴史と伝統に裏付けされた信頼を持つコイル用巻線シス テムメーカーのパイオニアです。

住設・送風機器の専門メーカー モーター用巻線シ ステムの世界トップメーカー コイル用巻線システムのパイオニア

当社はローヤル電機株式会社(JASDAQ 上 場)及びその子会社を株式公開買付により、

平成 25 年9月に子会社化いたしました。 新化した小田原グループにご期待下さい。

※平成 27 年 5 月初旬に、当社と同住所に移転予定です。

(7)

Royal Electric Sapporo Office Royal Electric Sapporo Office

工作機械向け軸流ファンで業界トップシェアの送風機事業、防湿型浴室用照明器具では国内トップシェアの 照明事業、世界トップクラスの交換効率を誇る熱交換型換気装置の住宅換気事業等、最適環境を創造する光 と風を提供する住設・送風機器の専門メーカーです。

開発型企業としてモーター組立工程の省力化、自動化 に取り組み、数多くの革新的な自動巻線機や全自動 ラインシステムを開発してきました。今日では、業界 をリードする技術と世界トップシェアの実績を築き、 その製品は大手電機メーカーや自動車メーカーをは じめ、国内外の企業に積極的に採用されています。

ホーンコイル用自動巻線機、CNC 制御自動巻線機を日本で初めて開発し、常に時代の最先端技術と匠の技 で産業発展の一翼を担い、100 年超えの企業として歴史と伝統に裏付けされた信頼を持つコイル用巻線シス テムメーカーのパイオニアです。

住設・送風機器の専門メーカー モーター用巻線シ ステムの世界トップメーカー コイル用巻線システムのパイオニア

当社はローヤル電機株式会社(JASDAQ 上 場)及びその子会社を株式公開買付により、

平成 25 年9月に子会社化いたしました。 新化した小田原グループにご期待下さい。

※平成 27 年 5 月初旬に、当社と同住所に移転予定です。

(8)

株 主 メ モ

事 業 年 度 1月1日~12月31日 期 末 配 当 金 受 領 株 主 確 定 日 12月31日

中 間 配 当 金 受 領 株 主 確 定 日 中間配当を実施する時の株主確定日は6月30日 定 時 株 主 総 会 毎年3月

株 主 名 簿 管 理 人

特 別 口 座 の 口 座 管 理 機 関 三菱UFJ信託銀行株式会社

同 連 絡 先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部

〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 電話 0120-232-711(通話料無料)

上 場 証 券 取 引 所 東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード)

公 告 方 法 電子公告とする。ただし、事故その他のやむを得ない事由によって電子公告 による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行う。 公告掲載URL http://www.odawara-eng.co.jp

参照

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